20101028

Blues from Canberra

AustraliaのCanberraのマーケットで出会ったこのMusician。
かなりすごいGitarの腕前と、最高にかっこいいBlues。
海外では、いろんなStreet Musicianがいて、中には彼のような、セミプロのような人もいる。
彼は、忘れられないStreet Musicianの一人。
思わず、CDを買った。
先日、久しぶりに聞いて、あの海外のにぎやかなマーケットの中で最高にかっこいい音楽を聞いた時間にタイムスリップ。
旅先で、出会った音楽は、日常の生活でも「旅」時間をくれる。
どんなに忙しい時間を過ごしていても、一瞬、どこかへ自分を連れて行ってくれる「音楽」っていい。

20101024

秋のうみそら。

夕暮れ時。
休みの日にぼんやりと大きな海と空を眺めることができる生活。
これは、平日のもみくしゃになる都内までの電車通勤があったとしても、選んで良かったと思える。


秋。
自然の色とちょっとずつ冷たくなる空気がなぜかやさしい気持ちにしてくれる。
久々の日本の秋を楽しんでいます。

20101012

ごま

ごま、好きですか。私、ごま、大好きです。
友人がごまを収穫。脱穀、いわゆる茎からはずす作業を終えると…そこからが大仕事。ゴミや土などが付着しているのを取り除き、小さな小さなごまたちだけにするのは至難の業。(写真右がゴミ。)
毎日そんなごまたちだけにする作業のためにごまとにらめっこの友人。
私も手伝ってみる。わぁ〜ごま様。感謝致します。きっとその昔は高価なものだったに違いない。小さなごまから出るあんなに豊かな風味。ありがとうごま様。今まで以上に一粒一粒大切にいただきます。

20101011

ミツバチの羽音と地球の回転

鎌仲ひとみ監督の作品「ミツバチの羽音と地球の回転」の上映会が近くで行われると聞いて、出かけた。

瀬戸内海にある、人口500人の祝島。対岸の原発の建設計画に島民が自分たちの生活を守るため、島、海を守るために必死で戦っていた。

限りある化石燃料に頼って生きる今の生活は、何世代にも継いでいけるのだろうか。
持続可能な社会とは何なのか、エネルギーとは何なのか、何世代にも継いでいくものたちに良い環境とは何なのか。
政治、経済、エネルギー、全ては誰かに委ねる問題ではなく、自分の生活の中のこと。外のことではないのだ。

数年海外に出ていた私は、日本の中の報道されていない問題を知り、改めて感じることがたくさんあった。
自分の国を知ること、世界を知ること。その学びは、一生続いていく。


自分の生活を守った上で、周りの人の生活にも少しづつ力を出していける。映画に登場していた山戸さんは言っていた。


私は、4年ほど前に、横須賀の市民活動をサポートする仕事をしていた。地域の平和団体や、環境団体の方と、鎌仲さんの劣化ウラン弾についての映画’HIBAKUSHA’を上映するために実行委員会を発足し、それに合わせて小さなPeaceFestivalや、コンサートなど、様々なイベントを開催した。
今日はこうした市民活動、地域に興味、関心を持って、日本で動くことが出来ていた自分を、その頃の自分を思い出させてくれた。それは、忘れていた何かだった。

これから、私はこの日本で、どう生きていこうか、自分の守るべきものをどう守っていけるか、表現したい思いをどう形にできるのか…。今日考えさせてくれた。

今回のこの上映会のイベントは葉山という地域性や、時が流れて、人々の環境問題に関する意識レベルの変化もあってか、本当に若い人の参加が多く、地域の飲食店などがロビーで昼食の販売をしたり、地域の人の意識の高さに感動した。


自分の国に起こっていること、世界、自分の住む星で起こっていること、TVで流れていることが全てじゃない。もっとアンテナを広げて、関心を持って行くこと。知ることから始まっていくことを改めて再確認。この出会いに感謝である。

「ミツバチの羽音と地球の回転」このポスターを見かけたら、是非、アンテナでキャッチして、上映会に足を運んでみて欲しい。