20120331

寒く長かった今年の冬。
その冬を越えて、
花が咲き始める。
新たな命が生まれる。
景色が色づき始める。
春の風のにおいがする。
 春だ。


20120323

お蔵フェスタ

 
千葉県の酒蔵の町、下総神崎で年に一回行われるというイベント「お蔵フェスタ」に出かけた。
朝5時の始発でみんなで1枚の青春18切符で出発。
前の晩から眠れぬほど楽しみに。この年になって、こんな気持ちになるなんて。
お酒がそうしたのか?イベントがそうしたのか?恋か!?まあ、恋以外の酒の祭りだからというのが理由だろう。



朝8時前に下総神崎に到着。歩き始めると、あちこちにブースが。
目的地の寺田本家に到着して、朝8時半に最初の一杯。
どぶろくが1杯100円!
my cupを持っていくとそれがたったの50円!
このどぶろく発酵したて、つくりたて。
アルコール度数13%!!
朝8時半に13%!!気分は朝から絶好調!

Eco-Friendlyなイベントで、My cup, My dish, My chopsticksを持って参加。
ブースにもたくさんの健康的な生活をするためのアイデアや、商品がたくさん並んでいた。
寺田本家には、お酒の無料試飲、それから足酵素風呂もあり、すっかりいい気分でリラックス。
酒蔵の大きなタンクにお酒が入るまで、
蔵人たちは、伝統的な歌を歌いながら、
じっくりと昔ながらのやり方で仕込んでいくという。
若い蔵人たちもしっかりと伝統を守って、おいしいお酒をつくっている。
そんな姿に、この祭りの意味を感じる。
日本の良さをしっかりと継いでいきたい。町全体からそんな思いを感じた。

町中、老若男女が楽しめるこのお祭り。
まさに交流の場が自然にできていた。
このお父ちゃん、元気だった~~~~
まだまだ寒い日だったのに、
脱いじゃったよ~~。
みんなで「よいっさ~~~~」 の掛け声でおいしいヨモギのお餅ができた!
うまかったな~~~。
私の友人Karin。このイベントを120%楽しんだ様子!
ビール党のKarinもこの時ばかりは、お酒を満喫。
日本を知るには、本当にどこにでも行って、人と触れ合ってみるものだ。
と言うKarin。
声は私並みに大きいし。日本語は話せないけど、英語で誰に話すのも、誰に対しても自分のスタイルを変えない彼女は、私のお姉さん的存在。また、彼女とこの祭りに来れることを願って!
お蔵フェスタ、また来年を楽しみにしております!

 

20120312

3月11日

それぞれが、それぞれの思いで迎えた震災発生から1年が過ぎた3月11日。


あの日から、今もまだ続いている。
多くの問題とそこからの不安。
癒えることのない悲しみ。


私は日比谷公園にて14:46を迎えた。
3万人の人と共に黙祷を捧げる。
色んな思いが込み上げ、自分が行った石巻の地を思い出して、
自然と涙が溢れる。

黙祷前のC.W.二コルさんのスピーチ
「この1年で誰もが議論のために学ぼうとして、今も学んでいる。
日本は変わることができる。」

自分自身を考え、
生活、生き方を考え、
この国を考え、
世界を考え

答えは出ずとも、誰もが考え、思いを巡らしている。
表現できる人は表現をして、
学べる人は学んでいる
それぞれが、それぞれのできることをして
今を生きている。

当たり前のように自分の周りにあるもの、
自分の周りにいてくれる人に
しっかりと感謝の気持ちを持って
また明日へと歩こう。

忘れずにいるのは、私たちのこれからのため。
続くこれからの自分たちの生き方をしっかりと見据えながら…。


日比谷からの帰り、家に帰る前に、一色ビーチに寄りました。
夕日が力強く私たちを照らしていました。

1年前の自分の感情を忘れない。
(1年前のBlog)
http://gogoerie.blogspot.com/2011/03/blog-post_15.html




20120307

オイル漬けとピクルス

おつとめ品のお野菜を買って、瓶詰めにしたよ。


パプリカとオリーブのオイル漬け(左)。セロリとにんじんのピクルス。(右)

簡単で、保存がきくからおすすめ。
おつまみにいただきます。


20120303

山海亭


 葉山の御用邸の近くに創業46年、昔ながらの食堂
「山海亭」がある。

お母さんたちが働いていて、お母さんの味を、お母さんの豪快さ、お母さんの大きなハートとサービスで本当に「お母さん」の食堂であった。
 
昨年の夏、山海亭に来た時、
おいしいカツ丼を食べながら、私の最終就職先はここかもしれない…。
将来の展望にお腹も胸もいっぱいだった。
ところが、山海亭は、その直後、昨年9月に一度閉店を決めた。

閉店の話を聞いて、昔の味と、昔の人情味ある素敵な場所がまた一つなくなってしまうことにとても寂しい思いだった。
ところがどっこい。

我ら、葉山の夏の海男大将がその山海亭を引き継ぐことになったのだ。 以前、葉山の夏の海男大将が、経営者のおばあちゃんにすごく優しく接している姿を目の当たりにして、「何か」を感じた。
その「何か」がここにつながったことに、なんだか、じーんと心打たれた。

それならば!!私の出番もそう遠くはない!!??と思っていた。
ありがたいことに、現在木曜日だけお手伝いさせていただいております。
おかもち持って、夢叶っちゃった喜びの一枚。 (右写真)




現在はナウでヤングな(!?)新スタッフたちと、お母さんたちの味と、精神を残していくべく、お母さんたちも何人か残ってくださり、一緒に働いている。

先日の雪の日には、入り口でかわいい雪だるまくんが、お客様をお出迎えした。

「楽しく、バカ言いながら働かせてもらっているわよ。」
一人のお母さんがそう言った。
楽しく働いているから46年も続いているのだろう。
小さいことを気にせずに。バカを言って笑いながら今日も山海亭には笑いが絶えない。

お客様には、お母さんの大きなハート、おいしさと豪快な量、お手ごろな価格で親しんでもらっている。

山海亭で、私はいつもお母さんたちから学んでいる。

このお母さんの後ろ姿。
この歴史ある山海亭で同じ時間を葉山の母たちと共に過ごすことができることに、心から感謝である。


ちなみにこれは、この日の日替わり弁当。
地元の茎わかめを煮たもの。
大根の葉っぱを漬けたもの。
大根とツナのサラダ。
そして、ナウでヤングな新スタッフのスペシャル、チキン南蛮。
母の味と、新たなアイデアがこの一つのお弁当に詰まっている。
まさに、このお弁当は、今の山海亭なのだ!

この昔から使われてきたお弁当箱に一つ一つできたものを詰めていく。
「お弁当」って日本の文化だなあと感じる。


葉山の母の家で、母の愛情たっぷりの味をぜひお試しいただきたい。

葉山「山海亭」は、今日も行く!