20120119

宮崎駿さんはただものではないということ。


昨年から借りしてしまっていた「風の谷のナウシカ」をやっと読み終えた。
映画では何度か見たことがあったこの作品。
映画のストーリーでは漫画の2巻ほどで終わっていた。
物語はその先からどんどんものすごい展開になっていく。
この全てのストーリーがもし映画になったのなら、長編大作で、きっと「ロード・オブ・ザ・リング」並みだっただろう。
実写版でこの作品が映画になったら…なんて想像してしまう。
そのくらい、漫画なのにものすごい迫力と、物語の深さに感動してしまった。
今の時代にリンクして胸に突き刺さる言葉たち。
1980年代、既にこんな作品が世の中に出回っていたなんて…。
宮崎駿さんはやはりただものではない。
世界中の人類の問題、公害、自然破壊の問題がすべて凝縮されているようなこの物語。
世界中の人に見てもらいたいと思える作品だった。


私はジブリジブリと世の中が騒いでいても、特にそこまで特別な興味もなく、
アニメにも、漫画にもあまり興味がない。
最後に漫画を読んだのも、もう思い出せないくらいずっと昔だ。
それを証拠に昨年から借りていたのに、読み終えるのに2ヶ月もかかっている。
(ただのスローリーダーという説も;)

ともかく、この作品は、本当に響く作品だった。
読んだことがない人は、是非、一度読んでみてほしい。

いや~、すごい人がいるもんだ。

2 件のコメント:

ナツマヤ さんのコメント...

わたしもそう思う!
宮崎さんにしても、手塚治虫さんにしても、
ずっと昔からわかっていて、
メッセ−ジを発していたんだよね。ほんとすごい!

Erie さんのコメント...

ほんとだね。今更ながらに、そのメッセージの深さに感銘を受けたよ!
マヤちゃん、わたね市楽しみにしています!!