20140914

朝ごはん



大阪生活一日目の朝ごはん。
まだまだ荷ほどきできずに箱に囲まれているけど
新しい生活をスタートさせる朝ごはん。
いただいた木のお茶碗でごはんを盛らせていただきました。
木のあたたかいぬくもりにあたたかい日の光。
そしてめでたい門出に金目鯛の干物を焼きました。
新しい生活が始まりました。


20140910

涙の祭り


葉山を離れること。
実感が湧かないまま実家に戻り数日。

神輿を担ぐBluemoonの仲間に誘われ森戸の祭りに出向いた。
ずっと守ってくれていた古いお守りをいくつか持っていく。
雨の中、拝殿までの道を歩く。

葉山で過ごした色んな思い出が蘇る。
今まで守ってくれていたお守りを納めて、
本殿で手を合わせる。
葉山での生活をお守りいただきありがとうございました。
手を合わせるとなぜだか涙が溢れ出した。

本当に葉山を離れるんだなあ…。と実感が湧いた瞬間だった。
一人暮らしをすること。海の近くに住むことは、私の幼い頃からの夢であり憧れであった。
小さな頃から、絵本や、本、映画やドラマの世界で、人の生活している風景を見て、自分だったら~と想像することが好きだった。

初めて一人暮らしをした20代半ば、父に近くの神社に住まわせていただきますと挨拶に行け。と言われた。 それから、どこに住むでも、挨拶をして、出る時には、お礼を言いに行った。
海外では、海に手を合わせた。

本殿にお参りをした後、神輿がやって来るその掛け声が聞こえてきたので沿道に戻る。
たくさんの人の掛け声と、見事な神輿、神輿を担ぐ人のいい顔、沿道でそれを見守る人たちのいい顔、温かい声の掛け合い、なんだかまた涙が出てきちゃって一人涙の祭りである…。
こんな人はもちろん一人もいないだろう…笑。

海外でやっていくことも考えていた私だったが、
なんだかんだ日本に帰って来た。
海の近くのこの葉山と出会い4年目。
最初の2年は友人の丸ちゃんと山の上から大きな空と海を眺め。
あとの2年は一人で波をかぶるほどの海の近くで富士山と江ノ島を眺めた。
海と山に守られ、たくさんの温かい人たちに出会った。
葉山にいると、じーんと、「ああ~ここに住んでいて良かった。」
涙が溢れそうなほどそう思える瞬間がたくさんあった。

葉山は
いつも私を包み込んでくれた。
愛おしいとさえ感じる場所。
私のHOME。

ありがとう。






20140903

わたくしごと。


誰かと強い気持ちで結ばれること。
それはついこの前まで私の頭の中の妄想で終わるのかもしれないと思っていました。

喜びや悲しみというのは、なんとも言葉にし難いものです。


こうした報告をすることは、なんだか照れくさいものだったり、受け取り側の状況によってのろけたものとなってしまったり、喜びだけではないものに変わっていくこともあります…。

それは人のことを考えたり、大切な思いは言葉にせずにじっくりと秘める、喜びを心で育てかみ締めるそんな日本の心につながるのかもしれません。

SNSというツールが出回る現代ですが、なかなか言葉を発しにくい世の中でもあります。
言葉や、伝えることが安易になっていく分、大切な気持ちが発信者と受け取り側で変わっていってしまうこともたくさんあります。私は、ここ最近なかなかBlogが書けない日々が続いていました。

私は、こう見えて気難しい性格で、人のことは盛り上げるだけ盛り上げるくせに、自分自身のことで脚光を浴びるのはあまり好きではなく、時に周りの人にも少しさみしい気持ちにしてしまうのかもしれません。
 
でも、こうした報告をすることは、私の出会った一人ひとりへの「ありがとう。」だということを教わりました。

友人や、家族に助けられて今の自分がいます。
今までの出会いや出来事があって、今があります。
こうして笑顔でいられるのもその出会った人、一人一人のお陰。
辛いこと悲しいことを含めた出来事の一つ一つのお陰。
色んなお「陰」さんが今の自分を輝かせてくれています。
ありがとう。

私は常々Blogのタイトルにもあるこの言葉の中に生きてきました。
「人生は旅であり、旅もまた人生である。」
今日までの旅の中で、
迷い道ばかりの先が見えぬ日々、仕事や夢に情熱を燃やした日々、孤独な日々、私のがむしゃらな旅路の先にこんな誰かと歩む新たな旅が待ち受けていたとは思いもよらぬことでした。
たどり着いたのは、あたたかくて優しさ溢れる故郷のような人でした。
自分の考えもしないことが起こるのが人生であり、旅であるのだと改めて思いました。


パートナーは中学校の同級生。
中学校で出会って20年。
成人となってからお互いを思う気持ちはすれ違い続けた10年。
お互いもう会うことはないと思っていたけれど
1年前、中学校の恩師たちに導かれ、再会。

その後、今日まで自分を、そしてお互いをしっかりと見つめ合ってきました。

一緒にいること、一緒になることがとにかく自然な人であります。

9月から今は転勤で大阪にいる彼のところへ行き、新しい生活を始めます。
入籍は11月。

式などはしませんが先週、写真だけ愛する一色海岸と、私たちの原点である中学校で撮ってもらいました。カメラマンも、お花も、髪の毛も、ドレスも…みんな周りの人が力を尽くしてくれました。
本当に感謝です。この写真はその中の1枚です。
その1日も色んなところで色んな人に祝ってもらい、他にも彼とどこかへ出向く度に色々な方にお祝いしていただきました。あちこちで結婚式をしてもらった気分です。

本当にありがとうございました。 


そそくさとバタバタと旅立つ私をお許しください。
行く前に会いたいと言ってくれる人がいます。
なかなか時間が作れずにすみません。
でも、大丈夫。また会えるタイミングがある。
その時笑って会いましょう。
いつお祝いすればいいのと言ってくれる人がいます。
私もいつご報告すればいいのかよくわかりませんでした。笑。

心の中でじんわりと喜んでくれたのなら、私はそれが嬉しいです。
そうした気持ちっていうのは伝わるんです。

ありがとう。
たくさんのありがとうで胸がいっぱいです。 

新たなLife-journey私らしく、私たちらしく歩みたいと思います。