雪が溶け
ふきのとうが
冷たい土から顔を出し
春の花がやさしく咲き始めた
春の訪れを感じ始めた。
つい先日、同じ会社の東北は宮城県塩竃市から研修に参加してくれた先生に会う機会に恵まれた。
控えめだけれども、どこか芯がある。そんな第一印象だった。
休憩時間には、色々なお話をしてくれた。
3年前の3月11日大地震が東北を襲った時、彼女は塩竃市の海沿いの郵便局にいたという。
車を置いて山の方に走って逃げたそうだ。
集会所のようなところで家族を待ったという。
弟さんとそこで会うことが出来て、電気の通らない寒い中、夜を明かしたそうだ。
3週間風呂に入らず、川で洗濯をしたりして過ごしたという。
彼女との話しの中で私が当時、そのような光景を石巻で少し目の当たりにしたことを話すと、私がボランティアで石巻を訪ねたことを知り、驚いた顔をして、真剣な眼差しで「ありがとうございました。」と頭を下げた。自衛隊や、ボランティアの人たちに本当に助けられたという。
私自身は何も大したことはしていないし、当時は、私のただ居ても立ってもいられない気持ちが強かった。行動に移すことは、他の誰かのためというより自分のためだった。
つい先日、同じ会社の東北は宮城県塩竃市から研修に参加してくれた先生に会う機会に恵まれた。
控えめだけれども、どこか芯がある。そんな第一印象だった。
休憩時間には、色々なお話をしてくれた。
3年前の3月11日大地震が東北を襲った時、彼女は塩竃市の海沿いの郵便局にいたという。
車を置いて山の方に走って逃げたそうだ。
集会所のようなところで家族を待ったという。
弟さんとそこで会うことが出来て、電気の通らない寒い中、夜を明かしたそうだ。
3週間風呂に入らず、川で洗濯をしたりして過ごしたという。
彼女との話しの中で私が当時、そのような光景を石巻で少し目の当たりにしたことを話すと、私がボランティアで石巻を訪ねたことを知り、驚いた顔をして、真剣な眼差しで「ありがとうございました。」と頭を下げた。自衛隊や、ボランティアの人たちに本当に助けられたという。
私自身は何も大したことはしていないし、当時は、私のただ居ても立ってもいられない気持ちが強かった。行動に移すことは、他の誰かのためというより自分のためだった。
あの地をまた訪ねようと言って3年が過ぎてしまった。
彼女との出会いは再び、あの地を思わせた。
彼女との出会いは再び、あの地を思わせた。
今日で震災から3年目を迎える。
彼女の話では、まだまだ石巻の電灯などは、震災前ほど明るくはなく、夜車で走ると真っ暗だと言う。
最近、遠方から訪ねて来た人が見ると畑がどこまでも続く場所と思われる現在の地は流されてしまった土地だという。
たくさんの人、もの全てを海に連れて去っていった大きな津波。
あれから3年、毎年この日、朝仕事に行く前に自分の家の前の海をゆっくり眺める時間を作るようになった。
目の前の穏やかな海を見ているとあの日、この海が姿を変え、激しく荒々しく私たちを襲ったことがなんだか信じられない。
あれから3年。
この国はどこに向かっているのか。
今、そしてこれからのために私たち一人一人はどう学び、考え、生きるべきなのか。
日々、考えさせられる。
この3年間、私の頭は追いついていかない。学び、考えている間、この国はどんどん目まぐるしく移り変わろうとしている。
一つのことを学んでいるうちにまた一つ、また一つと新しい問題や提案が出され、そのうちに一つ前の事項は国によって制定されている。
このように流れていってしまう現実を黙って一緒にただただ流れてはいきたくない。
今の生き方、これからを考えて、流れをちょっと待てよ。とたとえ一人だろうと立ち止まれる大人に。
そして、必要な時に出来る形で行動に移せるように。
備え守るべきものを守っていきたい。
その自分自身への誓いを持って14:46黙祷をしたい。
そして、必要な時に出来る形で行動に移せるように。
備え守るべきものを守っていきたい。
その自分自身への誓いを持って14:46黙祷をしたい。
今朝の葉山 |
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