20100804

Back in Canada - Vancouver Island -

Spirit pole

Canadaは私の第2のふるさとと呼べる場所。
私の初めての外国であり、自分の世界を大きく広げてくれた場所。
Vancouver Islandには、私のCanadian familyとも言える10年来の知り合いがいる。
私の初めての海外留学で、お世話になったHost familyである。

彼らの住むVancouver Islandには、たくさんのFirst Nation(ファーストネイション)北米先住民族の文化に触れることができる場所がある。

Spirit pole 2008 
前回、2年前にVancouver Islandを訪ねた際、Cowichan(カウチン族)のイベントSpirit pole projectで実際にトーテンポールを彫る機会に恵まれた。
このSpirit pole projectはBritsh Colombia州50の地域を周り、あらゆる人がこのトーテンポールの彫刻に参加し、完成させるというものだった。以前から、First Nationの文化や、トーテンポールなどのArtに興味を持っていた私にとって、これは、感動体験であった。

今回は、そのトーテンポールが一体どこに置かれたのか実際に見てみたいと思い、トーテンポール探しの旅をすることになった。

当初、Cowichan bayに建立されるということでCowichan bayに行って見たが、見当たらず、人に訊ね歩いて、隣町のDuncanにあるとの情報を得て、Duncanまで。
そして、とうとう見つけた。Spirit pole。
レイバン(ワタリガラス)、ビーバー、鮭、蛙の彫刻。
きれいに色が塗られ、ところどころ動物の目に、銅メッキが貼られていた。
自分が彫ったのは、確か一番上のレイバンの辺りだった。
あれから、あちこちを廻って、こんなに素晴らしく完成したのか…。
再会に感激であった。
Canadaの魅力はなんといっても、この自然。
朝から、Trailを散歩したり、1、2時間ハイキングしたり。
たくさんの緑に囲まれて、自然との共存が当たり前の日常がそこにはある。
1日、Seattleが見える海沿いの少し長いTrailをHost familyと歩いていた。
Trailを半分くらい歩き、岩場でおやつを食べながら休憩していると、Seal おっとせいが、2、3頭近くを泳いでいた。日本では、おっとせいは、水族館などで見ると、少しぽっちゃりな感じに見えると思けれど、その時見たおっとせいの姿は海蛇のようにひょろりとしていた。
そのおっとせいたちを目で追っていくと、なんとあれよあれよと何頭ものおっとせいが現れた。8頭ほどいただろうか…そのうち一家族全員、岩場に上がって、休憩をし始めた。
a big seal family
あんなにたくさんの野生のおっとせいを一度に見たことはない。
少し離れていたから写真では上手く取れなかったけれど、肉眼ではしっかり見ることができた。

前回同じTrailを歩いたときには、鯨を見ることが出来たり、大きな白いくちばしの鷹が木にとまっていたり。
毎回、歩く度に、違った風景があって、貴重な動物や植物に出会うことができる。

Canadaを離れると、いつもこんな自然との暮らしが恋しくなる。
また、次回Canadaを訪ねる時には、どんな発見があるだろう。楽しみだ。

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