生徒のAくんのママがそっとAくんにメリークリスマスって渡して。と私に小さな箱に入ったプレゼントをくれた。
他の人にもいただいたものはあって、その度になんだか申し訳ない思いや、嬉しさやら、なにやら色々な思いになってしまうプレゼント。
でも、なんだかその小さな箱はじーんと私に響いたプレゼントだった。
いつも物静かなママ。
年長さんの男の子を一人で育てている。
今年は彼女にとっても、Aくんにとっても、色々なことがあった変動の年だったことは知っていた。
そういったことを乗り越えていつも会うとニコニコ笑顔のママとAくんがいる。
そんなことを思うのは私の勝手なのだが、なんとなく言葉なしに感じ取っていた思いがあった。
いつかママがくれたメモに「息子は英語に行くのをいつも楽しみにしています。」と書いてあった。
この子に私ができることは英語に来たら、いつも楽しいと思える時間をつくってあげることだとその時に思った。
子どもたちも小さな体で一生懸命考えて、生きている。
たった50分のレッスンだけれど、子どもたちの気持ちを大切に、私にできることをやっていけたらと思う。
小さな箱には一足の靴下が入っていた。
やさしい気遣いに心がじわっとあったかくなった日であった。
Merry Christmas for the children of the world !!