20121204

炊飯器

2年間Share mate(シェアメイト)として生活を共にしたまるちゃん。
9月にそれぞれ新しい場所での生活が始まった。
振り返ってみると、地球一週の船旅で出会ってから付き合いは約11年。
アルバムを見て、当時を振り返ると、いつも私の横で面白い顔をしている彼女の姿。
なんら今と変わらなくて笑えてしまう。

引越しを終えて数週間後、「炊飯器いる?」との連絡。

鍋でご飯を炊いてみたら、その方がおいしいから、炊飯器をくれるというのだ。
なんとも彼女らしい。

炊飯器が届いてから、2週間ほど米を炊いていなかった。
2週間後、ご近所のお友達がお米をくれて、早速、炊飯器を使ってご飯を食べようと蓋を開けてみると、炊飯器の中に一通のお手紙が入っていた。
それもなんとも彼女らしい。

手紙の最後に
「体にだけは十分に気をつけて。おいしいご飯食べて、ちゃんと電気消して、横になってゆっくり眠るんだぞう。」
私がよく電気をつけっぱなしで寝ちゃうことや、仕事をしながら、椅子の上で居眠りしちゃうことを知っているまるちゃん。
地球一周の船旅でも最後の2日間くらい風呂にも入らずに忙しくしていて、
船のベンチで居眠りした私を知っているまるちゃん。
それからなんら変わらない私を知っていてくれて、心配してくれる。
じーん…。本当にありがたい。
その存在のありがたさを改めて感じる。

お互い出会った頃のまま。

先日は、まるちゃんにこんな素敵なプレゼントをいただいた。
それはそれは素敵なしゃもじ。
大切に使っている。

まるちゃんにいただいた新潟の新米を炊くと、
きらきら、ほくほく、そしてみずみずしい。
ありがとうございます。

心にも、体にも優しい衣・食・住を大切にしている
まるちゃん。
年下だけれども、とても尊敬している。

これからも出会った頃のまま。

お互い会えば、あの頃と変わらずに笑っていたい。

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