20100521

Uluru


日本から来た友人のKarinとBack packersで再会を果たした。Karinとここ、Australiaで会って、一緒に旅するなんて…しかもあのエアーズロックを見に行くなんて、一生に一度出来るか出来ないかの旅。Once a life time chance~一生に一度の機会~なのだ。

旅をしていると、みんな「Where are you from? (どこから来たの?)」という質問から会話が始まって行く。だいたい旅行者の間では、それは、育ってきた場所を言うかもしれない。
日本に住んでいるKarinはいつも「I'm from Japan.(日本から来た。)」と答える。日本在住7年。日本から海外に旅行して、日本に帰ってくると、あー、自分のHOMEに帰ってきた~という気分になると言う。そんなHeartは日本人のKarinとここAustraliaを旅できたのは、非常に面白い体験だった。

Karinが到着した次の日から参加した3日間のアウトバックツアー。天候は曇りから次第に快晴に!
Tourでの素敵な出会いに感謝。
金沢で3年間、英語の先生をしていたアイルランド人のFiona。
心が溶けちゃうくらいの優しさを分けてくれたスイスからの10代Angel3人組Marie,Anne,Megane。

日本からは、1人旅をしていたKuniさん。私の父の世代だけど、世界に興味を持って、旅をしていた。
しょうこさんにさやさん。1日はみんなでTeamJapanとして、Camp場でやきそばを作った。
他にもたくさんの素敵な人との出会い。

最後にドイツからのOleの言った言葉が忘れられない。
''We will come across twice in our lives.''
「人は人生で2度出会えるんだ。」
そうかもしれない。その人自身に出会えなくとも、その人を思い出すきっかけは、必ずある気がする。それは、たとえ人生のほんの数日を共にした仲だとしてもだ。
彼は、誰にも別れを告げづに、この言葉をKarinに残して、最後のPartyの会場を去った。
きっとまたどこかで会える。そんな気がする。

Ayers Rock。現地ではUluruと呼ばれる。
これを見た時、アボリジニの人々にとってこの場所が、神聖な場所だということに私自身、間違いないと思った。
初めて、富士山を見た時は、いくつの時だっただろう。
父が運転する車の中から、富士山を見て、「オーラが見える。」と言った自分を覚えている。幼い子どもがそんなことを言ったもんだから、両親は笑ってしまっていた。
でも、なんだか、この大きな岩を見た時に、再び、オーラが見えた気がした。何か、神聖なベールに包まれていて、尊厳を持つようなその姿に吸い込まれて、なんだかちっぽけな人間である自分は、震える思いだった。

大きな岩は、日の光によって、オーロラのように色を変えていく。朝日が上る際に見た岩は、本当に感動的だった。
自然の作り出したものというのは、本当に尊くて、とても純粋で、美しい。
Mother Natureがあり、私がいる。感謝である。

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