20110604

路上からのメッセージ

時間が流れていく日々。
通勤時や帰宅時に
通りを歩く人や、電車の中にいる人を眺めてみる。

なぜだか、その一人ひとりを見て、心の中で笑顔になる。
いろんな人の存在を感じて、自分の存在を感じる。

世の中、その心がざわざわしている今、こんな時だからこそ、
人を感じることに幸せを覚える。
何気ない日常の姿に幸せを覚える。

路上から音楽が聞こえ、足を止める。
涙が溢れる。
その歌声の優しさと、言葉の優しさに包まれた。


足りないくらいがちょうどいい。人のぬくもりがわかるから。
しんどいくらいがちょうどいい。人の痛みがわかるから。
損したくらいがちょうどいい。人に恨まれずにいれるから。
せつないくらいがちょうどいい。人にやさしくできるから。

つじむらゆみこさんという、湘南出身のシンガーソングライターさんだった。

私の存在を包んでくれるようなその路上からのメッセージ。
ありがとうを伝えた。


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