20121225

かりん

スーパーに並んでいて20%offになっていたかりん。
かりんなんてスーパーで見たのも始めてだった。
喉に良いかりんのハチミツ漬けを作ろうと購入。

クリスマスの日、朝、思い立ったようにハチミツ漬けを作って、夜中にかりん酒なんてもんまで作ってみた。ハチミツは2週間、お酒は3ヶ月から半年かかる。果たしてうまくいくだろうか。楽しみである。



20121224

シュトーレン

大好きなシュトーレン!高知県四万十から届きました!夏を共にしたBlue moonの仲間であり、四万十で喫cha店を営む、むうちゃんの手作りのシュトーレン。自分へのクリスマスプレゼントとして注文させてもらいました。

たっくさんの人におすそ分けしたかったんだ。あの人にもこの人にも。
でも、ぐっと歯を食いしばり、実家で家族と食べました。
おいしい。おいしい。
みんなでにこにこいただきました。

一緒に包まれていた紙にこんなことが書いてありました。

「シュトーレンはひと切れひと切れクリスマスを心待ちにしながら少しずつ食べるドイツ生まれの特別なパンです。もうすぐ終わるこの一年の感謝と、新しく始まる次の一年の平和を願って心を込めて作りました。
皆さまもどうぞ、今ある幸せも一緒にかみしめてみてください。…」

今ある幸せ。かみしめました。
ありがとう。ありがとう。
クリスマス気分がこれっぽっちもなかったこの私に幸せのクリスマスが広がりました。
高知のおいしい水やフルーツ、自然の恵み、そして愛情がぎゅっとつまっていました。

むうちゃんありがとう。
みんなありがとう。
Merry Christmas !!

20121223

プレゼント

生徒のAくんのママがそっとAくんにメリークリスマスって渡して。と私に小さな箱に入ったプレゼントをくれた。
他の人にもいただいたものはあって、その度になんだか申し訳ない思いや、嬉しさやら、なにやら色々な思いになってしまうプレゼント。
でも、なんだかその小さな箱はじーんと私に響いたプレゼントだった。

いつも物静かなママ。
年長さんの男の子を一人で育てている。
今年は彼女にとっても、Aくんにとっても、色々なことがあった変動の年だったことは知っていた。
そういったことを乗り越えていつも会うとニコニコ笑顔のママとAくんがいる。
そんなことを思うのは私の勝手なのだが、なんとなく言葉なしに感じ取っていた思いがあった。

いつかママがくれたメモに「息子は英語に行くのをいつも楽しみにしています。」と書いてあった。
この子に私ができることは英語に来たら、いつも楽しいと思える時間をつくってあげることだとその時に思った。

子どもたちも小さな体で一生懸命考えて、生きている。
たった50分のレッスンだけれど、子どもたちの気持ちを大切に、私にできることをやっていけたらと思う。

小さな箱には一足の靴下が入っていた。
やさしい気遣いに心がじわっとあったかくなった日であった。

Merry Christmas for the children of the world !!






20121222

三ヶ岡山に登って。


久しぶりのお休みに家のすぐ近くにある山に登る。
少し登って、振り返る。
いつも見ている景色がいつも以上に素晴らしく見える。
急な階段をひたすら登る。登る。登る。

ずっと先に一人のおじいさんが登っているのが見える。
なんだか、スポーツ系ウィンドブレーカーを着ているその人が死んだおじいちゃんに似ていて、おじいちゃん早いなあ。と思いながら、登る。登る。登る。

階段を登りきると、おじいちゃんはいなくなっていた。

この上から眺める一色海岸、大浜、長者ヶ崎が素晴らしいったらなかった。
孤を描いたビーチ。
美しかったー。
鼻たらしながら、しばらくぽーっと眺めていた。
夏の海とは少し違う。
静かなビーチを上から見渡す。
風がキーンと冷たいけれど、ピンク色の夕焼け空と横に伸びる雲。色づく風景に癒される。




反対側は、葉山マリーナと森戸海岸。
ああ、なんていいところだろう。

 頂上に到着。
ここからの富士山はまた素晴らしかった。
三ヶ岡山緑地というこの山。
近くにいい山を見つけてとっても嬉しい気持ちになって、ひとりで山を下りながら、にやにやしていた。すると、さっきのおじいちゃんが向こうからやってきた。
どうやら、おじいちゃんは山を登って下ってまた同じルートで戻ってくるというようなトレーニングでもしているようだった。
話しかけたくなって、「どこに出ますか。」 と聞いてみると、なんだか色々と教えてくれた。
やさしい表情が本当におじいちゃんに似ていて、なんだかまた嬉しくなった。


しかし、おじいちゃん、健康だなあ。
私もおじいちゃんを見習ってがんばるぞ!
まむしも出るらしく、この看板があちこちにあった。
帰りは、一色海岸に立ち寄る。
夏、毎日のように来ていたこのビーチ。

冬の静かなビーチでいろんなことを考える。
もうすぐ2012年も終わろうとしている。

あっという間に時が流れた1年だった。
なんだか寂しさが入り混じる。

とっても早く過ぎた1年だった。
先日、母の前でそう言うと、
母が「それだけ充実していたんだね。」
と言った。

そうかもしれないな。
ただただ、そんな気持ちになれたこと、
今、こうして葉山に住んで、
素晴らしい景色と共に生活できていること、
私らしく、今この時をただ生きることができていること。
それに、ただ、感謝なのである。

嗚呼、ありがとう。



20121206

JAZZおばあちゃんのお話。

いやあ。
2000年の放送だったそうですが初めて見ました。
感動しました。
涙が止まらなかったなあ。

私のおばあちゃんの夢はなんだろう。
今度聞いてみよう。

かっこいいおばあちゃん。
私もかっこいいおばあちゃんになりたいな。

これをきっと読んでくれているだろうトランペッターのお父さん!
ニューオーリンズに行くかい!?





20121204

炊飯器

2年間Share mate(シェアメイト)として生活を共にしたまるちゃん。
9月にそれぞれ新しい場所での生活が始まった。
振り返ってみると、地球一週の船旅で出会ってから付き合いは約11年。
アルバムを見て、当時を振り返ると、いつも私の横で面白い顔をしている彼女の姿。
なんら今と変わらなくて笑えてしまう。

引越しを終えて数週間後、「炊飯器いる?」との連絡。

鍋でご飯を炊いてみたら、その方がおいしいから、炊飯器をくれるというのだ。
なんとも彼女らしい。

炊飯器が届いてから、2週間ほど米を炊いていなかった。
2週間後、ご近所のお友達がお米をくれて、早速、炊飯器を使ってご飯を食べようと蓋を開けてみると、炊飯器の中に一通のお手紙が入っていた。
それもなんとも彼女らしい。

手紙の最後に
「体にだけは十分に気をつけて。おいしいご飯食べて、ちゃんと電気消して、横になってゆっくり眠るんだぞう。」
私がよく電気をつけっぱなしで寝ちゃうことや、仕事をしながら、椅子の上で居眠りしちゃうことを知っているまるちゃん。
地球一周の船旅でも最後の2日間くらい風呂にも入らずに忙しくしていて、
船のベンチで居眠りした私を知っているまるちゃん。
それからなんら変わらない私を知っていてくれて、心配してくれる。
じーん…。本当にありがたい。
その存在のありがたさを改めて感じる。

お互い出会った頃のまま。

先日は、まるちゃんにこんな素敵なプレゼントをいただいた。
それはそれは素敵なしゃもじ。
大切に使っている。

まるちゃんにいただいた新潟の新米を炊くと、
きらきら、ほくほく、そしてみずみずしい。
ありがとうございます。

心にも、体にも優しい衣・食・住を大切にしている
まるちゃん。
年下だけれども、とても尊敬している。

これからも出会った頃のまま。

お互い会えば、あの頃と変わらずに笑っていたい。

20121119

シチュー

かぶ、かぶの葉、人参、ごぼう、キャベツ、じゃがいも、しめじ、鳥肉…
家にあるもの全部ぶちこんで大鍋でシチューを作る。
寒い日はシチューが食べたくなる!
ちょっとすったニンニクを入れるのが私流!
あったまるう〜!

20121029

紅葉

電車内の広告で涙を流す女性の写真とその言葉に釘付けになる。
読売新聞の編集手帳の広告だった。

札幌のお友達からおすそ分けしてもらった美しい定山渓温泉写真の紅葉の写真とともにお送りしたい。


“紅葉が美しく色づくには
三つの条件があるという。
昼間の日差し、夜の冷気、そして水分である。
悩みと苦しみ(冷気)に打ちひしがれ、
数限りない涙(水分)を流し、
周囲からの温かみ(日差し)に触れて、
人の心も赤く黄いろく色づく。
紅葉の原理はどこかしら
人生というものを思わせぬでもない。”

写真:やまだまなみ 

20121019

Feijoada

Feijyoada フェイジョアーダ

お友達の旦那さんが作ってくれました。
Brazilの代表的な料理で、豚肉、ソーセージと黒豆を煮込んであります。
なんとも癖になるような味でとてもおいしくいただきました。
Brazil気分を味わえて嬉しかったな。
行ってみたいぞ!Brazil !

20121015

わたね市 vol.2


2回目となるわたね市に再び出店?出場??してきました。
ギリギリまでもじもじしていたけど、代講受けてくれたEiko先生ありがとう。
お休みをいただきました。

今回は本当に、わたね(輪種)、人と人との輪っかの種を心から感じました。

今ある「縁」、つながりがまた更なる輪になっていくのを横目で見てなんだか嬉しくなるそんなmomentがたくさんありました。
何年ぶりの再会もたくさんありました。
10年ぶりの中学の同級生にも。
こんな風にまた何かの「縁」で再会ができたこと。
つながりを感じて嬉しくなりました。
「あの時あの人とあの場所で出会ってなければこの出会いもなかっただろう。」
そんな出会いをたくさんして今の私がいることを改めて感じました。
この「わたね市」自体も、私にとってはそんな場所です。


人と人とがつながって、そこから心に刻まれる言葉に出会ったり、何か自分の思いにつながっていったり。

「わたね」輪っかの種はこうしてまたきっと広がっていくんだろうな。

まるちゃんは、まるちゃんお手製の「もんぺ」や、みやもと山さんの大豆製品、chahatの布や糸を販売しました。まるちゃんとの出会いが、このわたね市につながっています。

まるちゃんのお友達のあいちゃんは、写真展を。
まるちゃんのお友達のともみさんも、手作り品を。
まるちゃんとあいちゃんが最近知り合ったさちさんも、手作り品を。

お友達がお友達を呼んで、市に参加する。
一人ひとりが持っているものや、そのつながりを自分らしく表現して市が出来ていく。

 

そして、初出店の「三樹園」。友人の庭師であります、三浦氏。手作りの鉢を販売。名札を帽子にくっつけて、競りの帰りに立ち寄った感がありましたが、販売しておりました。出店している鉢も、自然いっぱいのshokuyaboに溶け込んでおりましたが、販売しておりました。


私もどさくさに紛れてまた、Post cardの販売をさせていただきました。
買ってくれた方ありがとうございます。
こんな風につくったものも輪となっていくのだと感じると嬉しい気持ちです。
ステージでは、このようなプログラム。

シドニーで出会って、1年前葉山で偶然の再会を果たした健さんがステージで「弾き語り ケンタロー」として出場。海の家Bluemoonではよくバックヤードで歌っていた健さんですが、表舞台でこうしてマイクをつけては初めて。でも、そんなことは感じさせずに堂々と歌っていました。

私もたったの2曲ばかりですが、歌わせていただきました。
自信もなくて、出場はぎりぎりまで迷っていたくらいだったのだけれど、
今回2度目わたね市で歌わせてもらって思ったのは、
とにかく、続けていくことが大切だということ。


お客さんが前にいるのだから、そんな甘んじたことを言ってはいけないのだけれど、わたね市と共に私もこれから3回、4回と、積み重ねていけたらと思います。


タブラとシタールの演奏もとっても良かった。
このたくさんの木々に囲まれた環境で流れるインドの音楽は、すごくリラックスできたなあ。
他にもディジュリデュの演奏やyoko yoko percussionのノリノリな演奏、すごく充実していました。

これは、Yogaの時間。
こんなにみんなが楽しそうにやってるYoga、初めて見たよ!

他にも、手作りの家具づくり、お皿、羊毛フェルトを使ったワークショップや、ハンモックのリフレクソロジー、前髪きりやさん、手作り品の販売がたくさん。

私、いろいろ試してみたいんだけど、いつもわたね市の時には、お金がなくって、何にもチャレンジできていない。次の時はきっと!必ず!!

そんなこんなで写真も遠慮がち、あまりなくてステージ中心になってしまったけど

わたね市。
是非、実際来ていろんなもの自分で見て出会ってください。
次回はもっとしっかり私からも告知したいとは思いますが、

Blogもあります。
http://watane.blog.fc2.com/
Facebookもわたね市で検索できます。

今回来れなかった方も、次回は是非、shoku-yaboでマーケットを楽しんでみませんか。
自然の中で、手作りのものや、おいしいご飯、歌声…出会いを一緒に楽しみましょう。



20121004

流れの中で


日本に帰ってきてから2年。
葉山に住んで2年。

2度目の夏を過ごし、夏が終わり、秋になる。

夏は忙しく目まぐるしく通り過ぎ
新しい生活が新しい場所で始まった。

早い流れの中で、

新たな挑戦があり、学びがあり、

新たな出会いがあった。

いつの間に季節が流れていった。
様々な感情も流れ、流れて
それを書き残すことも出来ずに夢中で毎日が通り過ぎた。
秋、色んなことを振り返り、自分を見つめる時間がやって来た。

夏、海辺での生活は「喜び」と共に時が流れた。

朝の暖かい日差しを浴びて1日をスタートさせる時の喜び
にぎやかなお昼のざわめきの中で感じる喜び
夕方、夕日が落ちていく時に感じる悲しみからの大きな喜び
夜、月が昇り、その輝きに1日を振り返る喜び

日々、なんとなく流れてしまう喜びが、しっかりと心に入ってきた。



 
穏やかな波の日も、荒波の日も

日々の晴れや曇りや雨といった天候も

心の中でぐるぐると巡る感情も

流れの中。


穏やかな春
鮮やかな夏
夏の余韻を残しながら、甘くてほろ苦い秋
厳しくも、心を満たす冬


1年も流れの中。

流れの中でやってくる怒りも悲しみも、
またこの大きな喜びの流れが笑顔に変えてまた光をくれる。
ありがとう!
海に大地に感謝である。

さあ、新たなJourneyだ!


月が沈むのを見つめた海の家「Bluemoon」最終日
 


20120703

尾瀬国立公園

行ってきました。
尾瀬一人旅。
感動しました。大自然!
日本にもまだまだ見ていない素晴らしい風景がたくさんあるのだと実感。

外国にいる時は、近くに多くの自然があり、休日の度にナショナルパーク(国立公園)へトレッキングに出かけたりしていたのに、
日本に帰ってから、なかなか遠くの国立公園までは足を運べずにいた。
尾瀬はずっと行ってみたかった場所。

早朝、尾瀬の鳩待峠に到着。
晴れていたのに、鳩待峠に着いたら、霧がお出迎え。
でも、霧も好き。こんな道をひたすら歩く。
この場所はカナダのRain forest(雨林)を思い出させた。
しんとしていて、水の音や、鳥の声が響き渡る。


これは熊さんに私が通ることをお知らせするベル。

1時間ほど歩くと、「山の鼻」という開けた場所に出る。
右に行くと尾瀬ヶ原。
左に行くと尾瀬ヶ原を望む至仏山の入り口となっている。

山の鼻で広大な景色を見ながらのんびり朝食を取って、
さてさて、尾瀬ヶ原を一望できる山に挑戦である。
久しぶりの高い山。
山開きしたばかり、標高2228mの至仏山である。
朝の6時に上り始めた。


カナダやオーストラリアで出会ったような大自然の景色が日本にもある。
まだ見ていないだけだったり、町にいると、そのことを忘れてしまっていたりするだけなのだ。

1時間程上ると、尾瀬ヶ原のこんな美しい景色が霧の中から浮かび上がってきた。


立ち止まり、振り返っては、広大な尾瀬ヶ原を眺める。
雲がどんどん下へ降りていくような気がする。
雲が薄くなったり、どんどん濃くなったり。
雲ってこんな風に出来ていくのか…。
ひたすら登る登る登る!
足場に気をつけて、一歩一歩着実に!
どんどん岩の道になっていく。
まるでロッククライミング。
全身を使って登る登る!
これが、また楽しい。
途中に鎖場も。
これを使って登る登る。
なんでこの山「至仏山」っていうのかな~
なんてぼんやり考えたりしていると…
ふと目の前の岩が、「仏」に見えたりして?
2時間半が過ぎた頃、青空が見えてきた。

ゴツゴツした岩山は、オーストラリアを思い出させた。

ただただ無心になって登る登る!

表示があまりなく、今一体どのくらい登ってきたのかわからない。
でも、今思うとそれがなかなか良かった。
上の方に来ると、かわいいお花がたくさん。
そんなお花たちに癒される。
山を愛する人たちは本当に優しい。
何気ない会話に気遣いや、優しさがある。
優しい気持ちになる。
この男性も、一人で登っていたけれど、70近いのではないだろうか。
足場の悪い道も一歩一歩ゆっくりと着実に登っていた。 
時々追い越されたり、追い越したり。

 
山頂に近くなると、まだまだ雪が残っていた。
雪の上を歩く。

そして約3時間で登頂。




山頂からの風景は…残念。霧で真っ白。
それでも、気持ちがいい!最高の達成感だった!!
頂上ですれ違った人が写真を撮ってくれたり、コーヒーをくれたり。
山の出会いに心温まる。
さて、下山開始。
まだまだ雪道。
広大な景色と緑を見ながら一歩一歩ゆっくりと下りて行く。

 
空に伸びるきれいな緑たち。

そして、お昼過ぎに出発した鳩待峠に到着。
これからも日本の自然をもっともっと楽しんでいきたい。
尾瀬にもまた必ず来ます。