20070409

World on fire

 Sarah MclachlanのMusic Video興味深いものだった。  内容は、このVideoのCostでどれだけのことができるか。救えるか。から始まっていろんな国の子どもたちの教育、医療などできることが情景とともに映し出される。 本当に先進国と呼ばれる国々のお金の使い方を考えてしまう。

 音楽とともに…↓


 By the way,話は変わるけれど、ここでPhilippineの話をしようと思う。

 私はPhilippine人のおねえさんたちと働いてきた。(Pubではありません。) 朝から夕方まで、週5日。毎日一緒で、本当のおねえさんのように親しくしてくれた。本当に私のSistersだ。彼女たちはとても明るくて、ひょうきん。おしゃべりが大好きで、喜怒哀楽表情も豊か。  
 
 Philippineの人たちはcommunity・共同体の意識、結びつきが強く祖国を離れ、日本で同じ国からきたもの同士、助け合って生きているように思う。日本でお金を作っては毎月国の家族にお金を送る。祖国では、日本にいる=(イコール)お金がある。と思っているという。
そういった祖国の家族の問題や、お金の問題で何度か彼女たちの涙も見てきた。気持ちの分かり合える仲間たちと乗り越えながら、日本の生活も彼女たちなりに工夫し、助け合いながらがんばっている。
 私は、彼女たちといろんなことを話す。 Phillippineという国は貧富の差が激しい。教育や、環境、必要なものにお金が回らずに、仕事を得ることも難しい。政府や、公の人間が国のお金を懐にしまいこむお金も多く、本当に必要な場所にお金が届いていかない。Street Childrenやごみを拾ってそれを売って生活する人、TVではPhillippineの臓器売買のことが問題として放送されていた。日本からもたくさん臓器を買いに来るという。Philippineでも臓器移植を必要とする患者さんはたくさんいるけれど、ペソでは莫大なお金になる。とてもじゃないけど臓器にお金を払うことができない。海外の人間が臓器提供者にお金を出して行く。違法だが、臓器提供者も生活に困り、臓器を売る。日本でも臓器が不足と金を出す。ふとこの先進国日本のお金の動きを考える。
 貧しい生活から、日本で水商売をする人もいる。男性と出会い暮らす人もいる。たくさんのお金を手にして、おしゃれに着飾る人もいる。いろんな方法で日本とPhilippineの狭間で生きている。どんな生き方をしていてもおねえさんたちの素顔は、とても素朴で正直さを持っているように感じる。どの女性たちもいろんな問題を抱えている。国が変わらないといけないけれど、本当に国を変えようとする人間がいない。みんな海外に出て行ってしまう。と話していた。難しい国の問題。一度訪ねてみたい。
 そんな彼女たちと働くのもあと数日。とても寂しいけれど、目をうるわせながら、帰ってきたら連絡してね。Mailちょうだいねと力強いメッセージがうれしい。  彼女たちがPhilippineに帰るときは私も是非一緒に行ってこの目でPhilippineという国を見ていたいと思う。

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