昨日の説明会には日本各地から、そして外国人も参加して100人以上の人が集まった。
震災後すぐに現地入りしたスタッフから現状とボランティアの説明をうけた。
代表は阪神大震災からスマトラ、中越、あらゆる震災のボランティアを引っ張ってきた人だ。以下、昨日の内容と私が理解した現状。
ボランティアの役割とは1、緊急救命 2、復興・生活支援 3、自立支援。今は、まだ1も達成できていない。彼は決定的にボランティアが足りていないと言う。11日、12日経っても現状良くなっていないのは、ボランティアがいないから。現地の人間だけじゃ無理。阪神の時にはこの時点で多くのボランティアが動いていたが、被害が大きすぎるからか、人がいない。人がいないから、コミュニケーションが断絶、ニーズの声が届かない。伝播して行かないという。ボランティアはまだ早いんじゃないか、何ができるんだという声があるが、現地に行けばわかること。そんなことを言っている場合ではないのだ。テレビなどでは報道されていない実体があるという。現地は大変だと言っていても何も変わらない。このままいったら、寒さと栄養不足で2次災害が起こる。何とか食い止めなければ。今、何もかも足りない状況。あるものはあるがないものはない。小さな爪切り一つ流されて何もなくなった。これが津波。当たり前のようにあったものが何もないのだ。仮設が建つまでは3ヶ月かかると言われている。それまで温かいご飯と人を送り込
み続けることボランティア一人ひとりが現場のニーズを聞いていくこと、被災者に寄り添うこと、少しでも人間味ある生活ができる手伝いをすることが大切なのだという。これから1週間単位でボランティアを送り込んでいく。1ヶ月、2ヶ月または、それ以上続く支援になる。炊き出しの食材、人を送るにもまだまだ費用がいる。募金での支援もまだまだお願いしたい。(下記)
私にとってのできることがたまたまこれだったのだ。時間や、これまでの経験からたまたまこれだったのだ。他人事のような環境にどうしてもいられない。それぞれがそれぞれのできることを。日本のみんなが被災者を思うことを…。
昨日の話にもあったが、ボランティアは行っていなくなる人。被災者のことを一番に考えての行動。謙虚かつ前向きな姿勢を大事に1週間やっていきたい。
まだまだ足りません!まだまだ必要です!炊き出しの食材や人を送る費用。ピースボートはこれから長期で現地を支援していきます。
長期的なボランティアになります。
ピースボートは1週間ごと人を入れ替えて、現地へ。興味のある方は、ホームページをご覧ください。
http://www.peaceboat.org/info/news/2011/110321.html
明日の夜から現地宮城県石巻市に向かう。現状は想像を絶するだろう。それでも、嘆かずに、悲観的になりすぎずに、ただただチームと共に炊き出しや、避難所でのお手伝いという役割を果たしたい。被災者に少しでも寄り添いたい。
関東のみなさん、停電や水が飲めないことなどは世界の他の国ではよくあることなのです。今までが恵まれていたのです。日本のみんなで被災地を思おう。被災地は誰かが助けている場所ではないのです。私たち一人ひとりが一緒に今を乗り越えなければ。
10年前に同じ船でピースボート地球一周に乗船した仲間がピースボートでスタッフをしている。今回の引率、さらには私の班のリーダー!!デブちゃんでピースボート33回の仲間はわかるだろう。平山雄貴!!なんて心強い!平山くん と行ってきます!
ちっとも変わらぬDB平山と私。 |