20100312

Ghassoul ‐ガスール‐

 
ガスール。
ガスールはモロッコだけで産出される粘土(クレイ)。
アトラス山脈の麓で得られる湖の堆積物が火山の力などで、変化してできた粘土だという。
肌や髪の汚れ、油分やたんぱく質などを取り除くというミネラルたっぷりの粘土で、古くからモロッコの女性たちに石鹸、パック、シャンプーとして使われているそうだ。

先日日本に帰った際にお友だちに紹介された体に優しい、地球に優しい商品が並ぶナチュラルサポートさんで店員さんにおすすめされて買って帰ってきた。

店員さんに「てゅるってゅるになるよ。」と言われて、好奇心大。
帰って、早速うきうき洗ってみるとまさに「てゅるてゅる。」驚いた。
前代未聞の肌の「てゅるてゅる」さ。誰かの共感が欲しくなり、近くにいた友だちにも試させて、2人で「てゅるてゅる」さを実感。
店員のゆきさ~んありがとう。

モロッコの産物というこの粘土。
9年前Peace Boatでモロッコに行ったときのことを思い出す。
都市フェズにある迷路のような旧市街地の中の温泉浴場に行った。
硫黄のような臭いが土壁の外にも漏れていて、中に入ると、ひんやりとした部屋で、大きなおばさんたちが待っていて、脱ぎなさいと言われ、全部脱いで素っ裸になってお風呂があると思われる場所に案内された。
サウナのような部屋でもくもく霧の中、横になれと言われ、おばさんが大きな声で笑いながら、垢すりをしてくれたのを覚えている。
おばさんたちと大きな声で話しながら、裸の付き合いをしたのはモロッコの強烈な思い出の1つ。その時も肌はてゅるてゅるになったっけ。笑。
てゅるてゅるモロッコおもしろい国だった。また行ってみたい。

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